朝、目覚めてぼんやり考える。
今日は働かなくてもいい日だ、と。
それでもふと、胸の奥に引っかかるものがある。
働かなくても、税金は引かれる。
給料がなくても、銀行口座の残高に影響がある。
働かずに生きていると、
なぜか自由な気持ちよりも先に、計算が頭をよぎる。
税金は、社会を支えるためのものだとわかっている。
でも、「何もしていない自分」が課税されることに、
小さな理不尽さを感じてしまう。
社会は働くことを前提に動いている。
その前提から外れると、
安心して生きることさえ、計算の上で許されない気がする。
働くことは義務であり、
税金はその延長線上にある。
でも働かない時間の中で、
私たちは何を得るのか。
静けさか、自由か、あるいは不安か。
考えてみると、税金という仕組みは、
単なるお金のやり取りではなく、
生きることに対する責任の目印のようでもある。
それでも、ふと思う。
働かずに過ごす時間こそ、
数字には換算できない価値があるのではないか、と。
税金は引かれるけれど、
心の自由は引かれない。
だから今日も、
働かなくてもできることを少しずつ見つけながら、
静かに時間を過ごす。
そして、明日また働く自分と、
働かない自分の両方を受け入れる。
0 件のコメント:
コメントを投稿