帰り道がいつもより少し長く感じます。
駅までの道も、
電車の中も、
家に着くまでの時間も、
どこか重たく感じます。
あの時、こうしていればよかった。
どうして確認しなかったんだろう。
なんであんな簡単なことに気づけなかったんだろう。
そんな言葉が、
頭の中を何度も行ったり来たりします。
仕事のミスは、
その場で終わってくれないことがあります。
体は職場を出ているのに、
気持ちだけがまだ職場に残っているような感じです。
帰り道の景色を見ていても、
頭の中ではずっと同じ場面を思い出しています。
上司の表情。
自分の返事。
周りの空気。
ひとつひとつが、
少し大きく見えてしまいます。
でも、ミスをした日に苦しくなるのは、
それだけ仕事にちゃんと向き合っていたからなのかもしれません。
どうでもいいと思っていたら、
帰り道でこんなに考えないはずです。
悔しい。
情けない。
明日が少し怖い。
そう思うのは、
自分の中に「次はちゃんとしたい」という気持ちがあるからだと思います。
もちろん、ミスはしないほうがいいです。
でも、人間が働いている以上、
何も間違えずに毎日を過ごすことは難しいです。
大事なのは、
ミスをした自分を責め続けることではなく、
次に同じことを少しでも減らすことなのだと思います。
確認する順番を決める。
すぐにメモを取る。
わからないまま進めない。
疲れている時ほど、
一度立ち止まる。
小さな対策でも、
次の自分を助けてくれることがあります。
ミスをした日の帰り道は、
少し長いです。
でも、その長い道の中で、
人は反省したり、落ち込んだり、
それでも明日のことを考えたりします。
その時間は、
ただつらいだけの時間ではないのかもしれません。
自分の弱さを見つめて、
もう一度立て直すための時間でもあると思います。
家に帰ったら、
少しだけ深呼吸をして、
今日はもう自分を責めすぎないようにしたいです。
ミスをした事実は消えません。
けれど、
そのミスだけで自分の全部が決まるわけでもありません。
長く感じた帰り道の先にも、
ちゃんと明日は来ます。
そして明日の自分は、
今日のミスを少しだけ覚えたまま、
また仕事へ向かっていくのだと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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