2026年6月9日火曜日

忙しいふりが上手い人、静かに働く人

職場には、いろいろな人がいる。

いつも忙しそうにしている人。
ずっと何かに追われているように見せる人。

反対に、あまり目立たず、
静かに自分の仕事を進めている人もいる。

不思議なことに、
忙しそうに見える人ほど、
実際に何をしているのか分かりにくいことがある。

机の上をバタバタさせたり、
ため息をついたり、
「忙しい」「時間がない」と言ったりする。

それだけで、
周りからは頑張っているように見える。

でも、本当に仕事を進めている人は、
意外と静かだったりする。

必要なことを確認して、
淡々と手を動かして、
終わったら次の仕事に移る。

大きな声で忙しさを見せなくても、
ちゃんと仕事は前に進んでいる。

職場では、
声の大きい人が目立つ。

「自分は大変だ」と言える人は、
周りからも気づかれやすい。

けれど、静かに働く人の大変さは、
見落とされることがある。

文句を言わない。
騒がない。
人のせいにしない。

だから、余裕があるように見られる。

本当は、
余裕があるのではなく、
騒いでも仕方がないと思っているだけかもしれない。

忙しいふりが上手い人は、
自分を守るのが上手い人なのかもしれない。

静かに働く人は、
周りに気を使いながら、
黙って負担を受け止めている人なのかもしれない。

もちろん、忙しそうにしている人すべてが、
ふりをしているわけではない。

本当に仕事量が多くて、
限界に近い人もいる。

ただ、職場ではたまに、
「忙しそうに見せること」が、
仕事の一部のようになっている人がいる。

一方で、
静かに働く人ほど、
評価される前に疲れてしまうことがある。

頑張っているのに、
目立たない。

支えているのに、
気づかれない。

それは少し、苦しいことだと思う。

仕事は、見せ方も大事なのかもしれない。

でも、本当は、
どれだけ忙しそうにしているかより、
どれだけ誠実に働いているかを見てほしい。

静かに働く人の手元にも、
ちゃんと積み重なっているものがある。

誰かが大声で語らなくても、
毎日少しずつ進めている仕事がある。

そういう人がいるから、
職場はなんとか回っている。

忙しいふりが上手い人だけが、
得をする場所になってしまうと、
静かに働く人はだんだん心を閉じてしまう。

だからこそ、
目立つ声だけではなく、
静かな働き方にも目を向けたい。

黙っている人が、
何もしていないわけではない。

騒がない人が、
楽をしているわけでもない。

静かに働く人の仕事は、
今日もどこかで、
誰かの一日を支えている。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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