仕事をしていると、
心が折れそうになる瞬間があります。
大きな失敗をしたときだけではありません。
むしろ、
小さな疲れが何日も続いたときに、
ふっと心が弱くなることがあります。
朝、起きた瞬間に、
「ああ、今日も仕事か」
と思ってしまう日。
職場に向かう足が重くて、
電車の中や車の中で、
何も考えたくなくなる日。
そういう日は、
もうその時点で少し心が疲れているのだと思います。
仕事で心が折れそうになる瞬間のひとつは、
頑張っても認められないときです。
自分なりに考えて、
自分なりに動いて、
それでも結果が出ない。
それどころか、
注意されたり、
比べられたり、
できていない部分ばかり見られたりする。
そうなると、
「自分は何をしているんだろう」
と思ってしまいます。
仕事は結果が大事だと分かっていても、
人間なので、
少しは見てほしい気持ちがあります。
完璧にほめてほしいわけではなくても、
「ちゃんとやろうとしている」
という部分まで無視されると、
心は少しずつ削られていきます。
また、
人間関係で疲れたときも、
心が折れそうになります。
仕事の内容そのものより、
人との距離感のほうが難しいことがあります。
言い方がきつい人。
空気を読まないといけない場面。
失敗したときの視線。
何気ない一言。
そういうものが積み重なると、
仕事内容とは別のところで、
ぐったりしてしまいます。
仕事は、
ただ作業をすればいいだけではありません。
人の中で働くということは、
自分の気持ちを抑えながら、
周りに合わせる時間でもあります。
その我慢が続きすぎると、
ある日突然、
心の中で何かが切れそうになるのだと思います。
そして、
自分に向いていないのではないかと感じたときも、
心は折れそうになります。
周りの人が普通にできていることが、
自分にはなかなかできない。
何度も同じことでつまずく。
覚えるのに時間がかかる。
注意されるたびに、
「自分はこの仕事に向いていないのかな」
と思ってしまう。
そういう気持ちは、
誰かに簡単には言えません。
言えば甘えだと思われそうで、
黙ってしまうこともあります。
でも、
向いていないと感じることと、
本当に何もできないことは、
同じではないと思います。
慣れるのに時間がかかる人もいます。
場所が合っていないだけの場合もあります。
今のやり方が自分に合っていないだけのこともあります。
それでも、
その最中にいると、
全部が自分のせいのように感じてしまいます。
仕事で心が折れそうになるとき、
一番つらいのは、
逃げ場がないように感じることです。
生活のためには働かないといけない。
でも、
その仕事で心が重くなる。
辞めるのも怖い。
続けるのもしんどい。
その間で立ち止まってしまうと、
何を選んでも苦しいような気がしてきます。
そんなときに、
無理に前向きにならなくてもいいと思います。
「大丈夫」
「もっと頑張れ」
「みんな同じ」
そういう言葉が、
逆にしんどく聞こえる日もあります。
心が折れそうなときに必要なのは、
大きな根性論ではなく、
少しだけ呼吸できる時間かもしれません。
今日は早く帰る。
帰ったら何もしない。
温かいものを飲む。
誰にも説明しない時間を作る。
それだけでも、
心が完全に折れる前の小さな支えになることがあります。
仕事で心が折れそうになる瞬間は、
自分が弱いから来るのではなく、
ずっと耐えてきた証拠なのかもしれません。
本当に何もしていない人は、
そこまで疲れないはずです。
悩むということは、
ちゃんと向き合ってきたということでもあります。
だから、
心が折れそうな日は、
自分を責めるより先に、
少し休ませてあげたいです。
仕事は大事です。
でも、
自分の心が壊れてしまったら、
その先を歩く力まで失ってしまいます。
頑張ることも大切ですが、
折れそうな自分に気づくことも、
同じくらい大切なのだと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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