仕事が終わったあと、
まっすぐ家に帰ればいいのに、
なぜかコンビニに寄ってしまう日があります。
特別に買いたいものがあるわけではありません。
お腹が空いている日もあれば、
ただ疲れているだけの日もあります。
それでも、明るい店内に入ると、
少しだけ気持ちがほどけることがあります。
仕事中は、
自分の感情を後回しにすることが多いです。
忙しい。
ミスできない。
早く終わらせないといけない。
人に気を使わないといけない。
そんな時間が続くと、
帰るころには心も体も少し重くなっています。
その帰り道にあるコンビニは、
大きな救いではないけれど、
小さな逃げ場所みたいに感じることがあります。
棚に並んだおにぎり。
温かい飲み物。
甘いもの。
レジ横の揚げ物。
新発売のお菓子。
どれも生活の中では小さなものです。
でも、仕事終わりの自分には、
その小ささがちょうどいいのだと思います。
今日を大きく変える力はないけれど、
今の自分を少しだけ慰めてくれる。
それくらいの距離感が、
疲れた心にはありがたいのです。
コンビニで買うものは、
必ずしも必要なものではありません。
でも、必要かどうかだけで生きていると、
人はだんだん苦しくなるのかもしれません。
少し甘いものを買う。
いつもより高い飲み物を選ぶ。
家に帰ってから食べる夜食をひとつ買う。
それは無駄づかいというより、
今日の自分をねぎらう小さな行動に近い気がします。
仕事がうまくいった日も、
うまくいかなかった日も、
コンビニの明かりは同じように灯っています。
そこが少しだけ安心します。
誰かに詳しく説明しなくてもいい。
無理に元気なふりをしなくてもいい。
ただ商品を選んで、
会計をして、
袋を持って外に出る。
それだけの時間なのに、
仕事と家のあいだに、
小さな区切りができるのです。
本当は、
もっと大きな休みが必要な日もあります。
ゆっくり眠ること。
人に話を聞いてもらうこと。
環境を変えること。
無理をしすぎないこと。
コンビニだけで、
全部が解決するわけではありません。
それでも、
仕事帰りの疲れた自分に、
温かい飲み物をひとつ買ってあげるくらいは、
許してもいいのだと思います。
今日もよく耐えた。
今日もなんとか帰ってきた。
そんな言葉を誰かに言ってもらえなくても、
自分で自分に少しだけ渡してあげる。
仕事終わりのコンビニは、
ただの店ではなく、
一日の終わりに息をつくための場所になることがあります。
明日もまた仕事がある。
そう思うと少し重いけれど、
今日の帰り道に小さな救いがあっただけで、
なんとか家まで歩ける夜もあります。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
PR
コータのAmazonページへ
よろしければ、
のぞいてみてください
0 件のコメント:
コメントを投稿